第65話　雲仙のホテル

雲仙の老舗のホテルでの一泊

戦前から歴史に名前を刻んだ日本、海外の著名人達が多数、訪れた宿に泊まる

「坂本竜馬の夫妻もこの温泉宿訪れたそうだよ」

「日本の格式あるホテルだね、明治時代か大正時代の面影があって、少し洋式だ」

「風情があって素敵ですアラインさん」

「リン君達も気に入ってくれたかい？良かったよ」

私の方はホテルの部屋での仕事の続き

仕事を頑張らねば

日本の車、別荘の販売などだけでなく

メインの仕事の一つには

観光業の仕事もあったりするのだから！

今回の日本の小旅行の数々は実施での体験なども含まれる。

実は私の会社の他の者達も各地をモニターをして

それらの記録なども含め

富裕層向けの日本旅行のパッケージツアーの計画案となるのだ！

「日本茶と和菓子とお煎餅ですアラインさん」

自分の学生としての勉強を手早く済ませ

早々、私の仕事のサポート…

なお、忍者組は学生としての勉強中

どうやら、リン君が教えて上げたりしているとも忍者組から聞いたのだが

「すまないリン君、本当に助かるよ」

「いえ、僕はアラインさんのお役に立てれば嬉しいです」

「…モニターからの報告書だか」

「鹿児島、指宿の老舗のホテルの温泉が内部に橋があって、幾つかの複数の温泉か

和式と中華を混ぜたような感じ」

「面白いですね～アラインさん」

「ああ、そうだね、彼処は砂むし温泉も有るから興味深いよ、リン君」

「鹿児島は桜島も…」

「桜島を眺めながら温泉がある霧島ホテルも…彼処のパンはとても美味だよ、さつま揚げも…酒のツマミに良い、南国アイスも美味だ」

「さつま揚げか…あれも我が国の輸入商品に加えようか、南国アイスも良いか」

「宮崎の報告書が来てます、アラインさん」

「やはり、高千穂の神秘的な自然に」

「リニューアルしたシーガイア・ホテルか…海の波を表現した大きなプールに…」

「我が国もだが、富裕層にはゴルフ好きも多い」

◇　◇

で…どうにか無事に仕事を済ませて

温泉でまったり…ああ、天国かも

「リン兄ちやん〜シャンプーして」

小さな妹ちやんのアリスちやん

手慣れた手つきで妹ちやんの頭をシャンプー

「はい、待ってね〜」

で、それから、シャンプーを済ませてから、次にリン君は私に声をかけた。

「お背中を流しますよ」

小まめだよね～リン君

も、もう甘えちゃうから〜

「ああ、お願いするよ」ちょっと偉そうに言う